2話 壊れ始めた日々

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あの子が来て、早くも3ヶ月経とうとしていた。 もうすでに教えることは無くなっていた。 とにかく、愛梨ちんはもの覚えが人よりも数倍早く成長するスピードが段違いだった。 このまま行けば、抜かれる可能性すらある… 閖さんですら、もう僕より愛梨ちんを後継者にしようとしている。 そりゃ無いっすよ… 期待ゼロなんだなぁ…アハハ、笑いしか出ません。 木下 愛梨の呼び名は、僕が押したかいがあって<愛梨ちん>に定着している。 あと残念な、お知らせです… 愛梨ちんには彼氏が、いました。 あんだけ可愛いかったら彼氏の1人や2人いますよね… まぁ<杏一さん>って慕ってくれてるから良いか… 頑張れ杏一!負けるな杏一!いつか良い人がいるさ。 でもこの体型じゃ彼女出来ない気する 閖さんにも「杏一は痩せれば良い男になるかもよ」とか言われるし… そう僕はポッチャリ系なんです! 密かに長続きしないダイエット中 実は僕、仕事が終わったあと夜間の学校に行ってます。 もうすぐ仕事をあがる時間なので学校に行かなくてはなりません。 正直、めんどくさいです。
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