七話

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「基準が解らないのは、仕方ないかも・・・だけど真面目に考えてよねー例え空手が得意だからって相手の部下は、人数や武器でこちらを叩きのめしたいだけだからさ・・・」 「・・・だから守るためには、離れろなんて言いたいのかよ? そんなの相手の思う壺じゃないか! 俺はー」 ー俺は・・竜助と一緒に居たい お互いに守っていきたい 助けたいんだ! 「天・・・」 竜助が不安そうな顔で此方を見ている。 「俺は、守りたいよ・・ 俺が大切な人が傷付くのは、嫌だ だからこそ・・一緒に居たい 大丈夫だって傍に居るって安心させたい 俺は、この時を守りたいんだ」 「俺は、また守られてばっかりだな・・・」 顔を緩め、憂いの瞳をしながら天を見ていた。 ー竜助? ・・・どうしたんだろう? 「こんな駄目狗の傍に居てくれますか?我が御主人様。」 「駄目じゃないよ・・・竜助はいい狗だよ」 「「あのー突然イチャイチャしないでくれませんか?」」 カァーとなり緒方には、ヤレヤレ大丈夫そうだと言われたのだった。 ー七話ENDー
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