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その後、少し話をして赤津は他の仲間の所へ行った
ー問題は、村瀬が赤津君をどー思うのかだよな・・・
ガチャ
「天・・・
大丈夫か?」
「竜助君・・・
赤津君がどーして避けてるか解ったよ。」
「知ってる・・・」
「だと思った。
ただ偏見がある人もいるからでしょ?
俺に言えなかったの・・・」
「天が
差別する人だとは思ってはいないけど
一応本人からの方がいいかと思ってただけだ。」
「そう・・・
ちょっといい?」
天は、竜助を手招きして近付けさせ抱きついた。
ー竜助君が
あの頃の好きな子を思い出させるからかな?
見た目も性格も違うのに
名前が一緒なだけなのに
雰囲気と香りが同じ・・・好きなんだとか竜助君を好きになってるのかとか
思うあたり
自分の性別とか同性愛とか本当に苦しい
「天・・・苦しいのか?
・・・・早く元気になってくれよ」
「うん、ありがとう・・・竜助」
「ん////」
きつく抱きついていたため竜助が顔を紅くしていたのを天は、気付かなかった。
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