五話

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ーちょっと昔話 僕らは、小学生だった 成績が良くて 気が弱くて泣き虫で 何時も男子に虐められてた 野村竜助君 野村君の家は、空手道場で俺は、そこで竜助君のお兄さんに空手を教わってた。 竜助君も空手少しやってて・・ だけど、虐められてた。反撃しないから俺が守ってた。 『ありがとう天君』 眼鏡がボロボロで 土まみれで でも笑顔が素敵だった 笑顔の竜助君が好き いつの間にか 側に居て 話して 暖かくて でも何処かで胸が苦しくて 父親の転勤が決まった時に 俺は、別れをどうしたらいいか悩んだ。 そして、
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