五話

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「竜助・・?」 そっとA組のドアから覗くように見る 「多分あそこで用意してるんだよ」 村瀬が端に区切られカーテンで幕を作ってある方を指を差しうなずく。 「そうか・・・待ったせてもらう?」 ジャー 「天?!迎えに来てくれたんだ!!」 直ぐに目が合うと竜助は、天の方へ向かって来る。 「まぁね・・・暇だしてかー 疲れてる?」 「あー気にすんな!! さっきまですげぇー人数で大変だったから仕方ないだろ!」 ニコニコ笑っては、いるが何処か無理をしている竜助に 「休む?・・無理をしてまで一緒に回らなくてもいいんだけど」 「天と一緒に居るのが何よりも癒しだから 回る!」 ーぁあ・・この一言が こんなにも嬉しいなんて 結構、俺は竜助が好きなんだ 「ありがとう竜助」 ー精一杯、笑顔でかえした
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