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「何とか落ち着いたな・・人混みもまぁまぁだし・・・
それより、大丈夫だったか何処か痛くないか?」
竜助に問われ、天は軽く大丈夫と答え村瀬たちを待った。
「ねぇ・・竜助アレ・・
村瀬たちだよね・・」
天と竜助の目線の先には、メイド村瀬を姫抱きして耳を林檎のように赤く染めた赤津が廊下の真ん中で歩いて来るのを見た。
「何で、姫抱きなんだ?」
「村瀬が何か言ってるね」
パシャー
「あーまー!!」
見つけると嬉しそうに手を振る村瀬。
「猛、ありがとう!」
村瀬は、そう言うと足を地面へ向け
赤津は、村瀬を降ろした。
「赤津君、大丈夫?」
天は、心配そうに問いかけた。
「そうだよね、どっか人とぶっかって痛い所とかない?」
ー村瀬・・心配してる事が違うから・・
本人は、うなずくだけだけどね
「今日のお前大丈夫かよ・・序でに写真撮ったから後で見せてやる」
ーだから、シャッター音したのか・・・
そう言って赤津に携帯画面を見せて赤外線通信をし
「ナイス!ありがとうございます!!」
一気に元気になった赤津でした。
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