6話(赤津×村瀬編)

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村瀬視点 今、四人でフラフラ見回りそれなりに楽しんでいた。 ーさっきまでの仲良しに戻りかけた感じは何? 今の猛との この距離は、なに? 天と瀧本さんの距離は、いつもの距離で 猛に少し近づいてみると 自然の摂理みたいに離れて一定の距離 自分は、まるで寂しさに囚われ置いてかれた物みたいだ。 「村瀬?聴いてた?」 「あっ?ごめん天」 「村瀬さ・・元気ないよね無理矢理と言うか空元気と言うか」 「大丈夫大丈夫!」 「・・・・」 ふいに村瀬と赤津は、視線が絡み合うが赤津が直ぐに反らした。 「~ー・・・!」 ー涙が出そうなくらい 胸が痛い・・・ 苦しい ねぇ どうしたら前みたいに側に居させてくれる?
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