あなたの隣

好き。

学校が始まってから、なかなかシフトが彼と一緒にならなくなった

でも、気持ちだけは大きくなって行く一方ですごく苦しかった。

会えても苦しかった。

そんな時、学校帰りの私が荷物が多くてふざけて彼は自転車で通ってたので…

『後ろ乗っけてくださいょぉ♪』

って言ったら

『えっ、いいょ』

心の中でガッツポーズ！

『本当にいいんですか！荷物重いですょ…』

『いいょ、家近いんでしょ』

『ハイ、じゃ乗りますょ』

脇を掴むと

『くすぐったいゎ』
『だって、怖いんだもん』

とか、言ってすっごく嬉しくて幸せで…
ずーっと続いてて欲しかった時間。

家について『ありがとうございました』と一緒に『あなたが好きです』

って言葉が出そうになった……

でも、この気持ちを伝えるのがこんなに早くくるとは自分でも思わなかった。