18人が本棚に入れています
本棚に追加
「どうしたの?」リリカとの事を思い出していた僕は、彼女に声をかけられて我に返った。
「ちょっと君の事を考えていたんだ」
「ふーん、そう」リリカは肩をすくめた。
そして、朝食を食べ終わり、片付けをすると言ったリリカを座らせ、僕が後片付けをした。
「リリカちゃん、このあとは何か予定が入ってる?」
「うん。ちょっとね」
「そっかぁ。それじゃあ、僕はそろそろ帰るよ」後片付けが終わり、リリカの顔を見た。
「またね」寂しそうに彼女はつぶやくと、僕に抱きつき頬にキスをしてくれた。
リリカのマンションから出て、そのまま家に帰ったが、家に一人でいてもつまらないからたまに行く場所に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!