犠牲者
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母親が頭を下げて、私は中学を何とか卒業した。 高校に進学も、担任に行けるわけないと言われ、願書が送れなかった。 私はとりあえず勉強はしていたんだけど。 この辺りで、私はホントに死のうと思い、何度もカミソリを肌に当てた。 その時の傷は、今でも残っているのもあれば、消えたものもあるけど、残っている傷痕を見ると、バカバカしく思える。 あの当時の私は、弱くてはっきりしなくて、醜くて…大嫌いだ。
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