240人が本棚に入れています
本棚に追加
人間やればできるんだということを実感すると共に、なんでコイツはアイスのパッケージを開けたのか…すごく気になる。
そんなことをしなければアイスなんて買わなかった。
……うんヨーグルト味はうまい。
「なんや?これ食べられるんか?」
「アイスだからな……ってお前アイスも知らないのか?」
少女はコクリと頷くと、おそるおそるガリガリくんを口に運ぶ……そして、
ガリッ
さすが名前のとおりの音が出る。噛んだ本人はひゃあとか言って笑っていた。
「冷たいわ~なんやこれ~」
「お前ホントに知らないんだな……」
そんな俺の声が届いてるのか届いてないのか……少女は俺の言葉を気にもとめず、ただひたすらアイスを食べ続けている。
最初のコメントを投稿しよう!