卑弥呼と戯れる？

会

「拓馬……あんたいい加減にせんといてこますよ？」

「はい…すいません」

って待て待て！なぜ俺はこんな１３歳程度の女にビビらなきゃならんのだ？

俺は１６歳だ。あと２歳で結婚できるんだ！！ついでにビデオ屋とかのカーテンの向こうにも堂々と行けるようになるんだ！！

そんな俺がこんな餓鬼にビビっていいのか？否、俺はあくまで強気だぜ！！

「おい小娘！！俺は１６歳お前の年上なの。わかる？だから俺が偉い！！」

ぶっちゃけて言うと自分でも意味のわからない理論だが、少女のほうは「ああ」とか言ってやがる。

「それなら同い年やな！それにさっきから聞いとったら、うちのことキミって呼んだり、お前って呼んだり、小娘って呼んだり……うちは卑弥呼って何回言ったら分かるん？」

一度で二度びっくり。