嬉…

2/2
34人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
ミ~ンミ~ン♪ 夏の日差しの中、蝉の鳴き声がやかましいくらい耳につく。。。 「やっぱ夏はあっついなぁ^^;;」 「何当たり前の事言ってんだ! それよりも今夜の出雲大社の夏祭り、麻倉も来いよ! クラスのみんなも行くって言ってたし、たまにはお前も付き合えよな。。」 「けど、今日はなんか家から出るんは、マズイんよ^^; なんかそんな気がするんよ。だから・・・」 「何言ってんだよ! そんな付き合い悪りぃから、みんなにも馬鹿にされるんだよ。 ユルイだけじゃ友達なんて出来っこないぜ。。。」 「あ・あぁ・・^^;;」 葉は断る事も出来ず夏祭りに行く約束をした。 葉は出雲大社の方角から何かはわからない、 今までに感じた事のない気配に気づきながらも “友達”の誘いに喜びを感じながら帰宅した^^ 「ただいま~~、じぃちゃん」 「お帰りなさいませ、葉様。葉明様は只今お出かけなさってますが・・・ 今夜はお帰りにならないとおっしゃってました。。」 「そっか。ちょっと聞いてくれよ、玉緒~ オイラ、今日夏祭りに誘われたんよ^^ やっとオイラにも友達が出来そうなんよ^^」 そう玉緒に告げた葉の顔は零れんばかりの笑顔でいっぱいだった。 「良かったですね^^葉様。今夜はゆっくりお楽しみなって来て下さい (///o///)」 「さんきゅ^^」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!