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ミ~ンミ~ン♪
夏の日差しの中、蝉の鳴き声がやかましいくらい耳につく。。。
「やっぱ夏はあっついなぁ^^;;」
「何当たり前の事言ってんだ!
それよりも今夜の出雲大社の夏祭り、麻倉も来いよ!
クラスのみんなも行くって言ってたし、たまにはお前も付き合えよな。。」
「けど、今日はなんか家から出るんは、マズイんよ^^;
なんかそんな気がするんよ。だから・・・」
「何言ってんだよ!
そんな付き合い悪りぃから、みんなにも馬鹿にされるんだよ。
ユルイだけじゃ友達なんて出来っこないぜ。。。」
「あ・あぁ・・^^;;」
葉は断る事も出来ず夏祭りに行く約束をした。
葉は出雲大社の方角から何かはわからない、
今までに感じた事のない気配に気づきながらも
“友達”の誘いに喜びを感じながら帰宅した^^
「ただいま~~、じぃちゃん」
「お帰りなさいませ、葉様。葉明様は只今お出かけなさってますが・・・
今夜はお帰りにならないとおっしゃってました。。」
「そっか。ちょっと聞いてくれよ、玉緒~
オイラ、今日夏祭りに誘われたんよ^^
やっとオイラにも友達が出来そうなんよ^^」
そう玉緒に告げた葉の顔は零れんばかりの笑顔でいっぱいだった。
「良かったですね^^葉様。今夜はゆっくりお楽しみなって来て下さい
(///o///)」
「さんきゅ^^」
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