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温泉旅行から暫くして、完全に司書の恋人と音信不通になって数ヶ月が経った寒いある日。
学院もX'masが近くなったからか、イベント話が出たり、X'masの予定を合わせたりしているカップルが居たりしていて、幸せそうな雰囲気だった。
俺は、鳴らない携帯電話で、早め早めにX'masの予定を恋人に訊いていた…。
仕事が忙しく、逢うどころかメール1本すら送れない…そんな生活をしていた恋人…。
それでも、X'masくらいは逢いたくて我儘を言った…。
だけど答えは待てど暮らせどなかった…。
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