・御神木・

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私は咄嗟に言葉がでた。 『やべぇ。なんか話かけちゃった。』 男「なんや??」 朔「えぇっと……。」 男「もしかしてナンパ??」 朔「誰がおっさんにナンパするかぁ!!」 一気に緊張がなくなった。 『なんやこのおっさん!話しかけたらナンパに見えるんか!?』 男「なんやちがうんかぁ。……てかおっさんはないやろ!?」 朔「じゃぁいくつやねん。」 男「まだまだ若い52歳!!」 朔「それをおっさんって言うんやよ…。それか初老。」 男「…初老かぁ…。」 何故だかその男は初老の言葉を気に入ったのか嬉しそうな顔をした。 『えっ…もしかしてこれが前テレビで言うてた変人!?あれ??変態だっけ??』 とどうでもいいことを考えていたら男が話しかけてきた。
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