招待状

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『・・・・・・100億!?・・・・・だと』 俺は言葉を無くした… なんだこのふざけた金額は?…ありえないだろ。 俺は今までギャンブルで生きてきた、中にはヤクザ絡みの危険なギャンブルをした事もあった。 だが・・・ 100億なんて金ありえるわけがない。それに敗者にはそれ相応のペナルティ? 俺の体がこのギャンブルはヤバイ 危険だと 言わんばかりに小刻みに震える。なんだこの感じは?今までに味わった事がないほどの恐怖心…。 100億に値するペナルティ?とわ? 俺はその時ブラックが言ったあの言葉を思い出した。 『ありますよ。あなたの全てを賭けるに等しいギャンブルが。』 『そういう事か…』 俺はボソッと呟いた。 『どうしたんだぁ~ユウゴ、100億円に腰でも抜けたか?』 先ほどまで黙っていたシュウが話しかけてきた。 もはやシュウの声など耳にわ入らなかった、というか俺の全ての5感が研ぎ澄まされていた。恐怖心など消え去るほどに 『フッ、面白い。いいだろう俺の持ってるもの全てを賭けてやるよ』 『待ってろデスタワー』 俺は燃えていた こんなギャンブルを待っていたかのように そうあの時までわ・・・。
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