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ぶつかった拍子に体がよろけた、俺は体制をすぐに戻し声の人物を見た。
茶髪にパーマ
肌は黒く
いかにもチャラそうな奴だった・・・
『俺になんか用か?』
俺は少し切れ気味に言った。
『ふ~ん』
と言いながらジロジロこっちを見ている。
おかしな奴だなと思っていると。
『ユウゴにぶつかっといてなんだオメー!!』シュウが、睨みながら詰め寄っていった
『ごめんごめん、初めて会ったからどんなもんか見てただけ』と言ってきた。
『ナメテンカ』シュウがそう言うとチャラ男はこう返した
『いや、ナメテハいないけど5神龍の中でNo.1と言われてる割には実際見るとたいしたことねんだな~と思ってさ。』
その時シュウが奴に飛びかかろうとした、俺はとっさにシュウの腕を掴み
『落ち着け』
と言いシュウをなだめた
しばらくしてから
シュウが落ち着いたのを確認して
『期待に添えなくて悪かったな、ところでお前は何者だ?』
俺が尋ねると奴は髪の毛をクルクルしながら答えた
『Kザーニ』
俺は驚いた、こいつがKザーニ!!ただのギャンブルに飽きた俺が 一度は戦ってみたかった5神龍の1人がここに居る。という事はデスタワーに行くのかコイツモ。俺は心の中で笑っていたアマリノウレシサに・・・
『ちなみに俺とあんた以外にも来るらしいよ5神龍が』
『フッフッフッ』俺は笑った。自分でもあり得ないぐらい不気味に
この時、Kザーニはユウゴから何かを感じ取った。それは一瞬彼の背筋を震わせた
キキーッ
バスが止まる音だ。
その甲高い音は耳障りなほど耳に響いた
そして俺はさっきまで正気を無くしていたかのように目が覚めた
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