指輪の感触

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まどろみの中、ふいに扉が開かれて、端正な顔立ちが現れる。   中性的な容姿を持つ黒髪の男。 正直言って、私の好みでは無い。   しかし今の私は彼を愛する事で平静を保っている。 無言のまま男は私を抱き抱える。 彼の肌に触れて、自然と心拍数が上がる。 胸糞が悪い。
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