はじめに

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西暦2008年、 一人の男が音遊戯団に入隊した。 音遊戯団、それは各地に拠点が存在する巨大ギルドで 主旨は 数十人の楽士からなる調べ。 それを自らが遊戯機を使い奏でると言うもの。 また一つ一つ調べには絵画、時には動く絵画が脇役として飾られていると言う。 本来の目的は調べを奏でる事である。 ところがそれを認めた上でその男が新たな挑戦に出たのだ。 それは 楽士により生まれし調べ… その調べにより生まれし絵画… この二つを交じり合わせ 詩を創造すると言う挑戦である。 男は自らの名をこう名乗った。 DIT と。 勿論本来の音遊戯団の主旨とは全く異なるものだ。誰もその道を歩く者はいない。 それでも男は一人その険しい道を歩む。 そして最後にその道を彼はこう言った。 音芸神話。 と。 男は数多の調べに対する定義を定める。 結果定義は3つに別れた。 天、地、そして人。 天は現実世界を超越した。 また宇宙に関する詩もこれに当てはまる。 地は現実世界に踏み留まる。 自然の驚異、系譜を辿り書き綴った詩。 人は人間の感情や想いを舞台としたもの。 人間の行動も当てはまり 非人間であっても感情をもつ者はこれに当てはまる。 以上を踏まえ調べから生まれたその男の書き綴った詩。刮目せよ。 (本人は楽しんでるようなので見守ってあげて下さい。)image=488921481.jpg
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