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「・・・・・;;」
「~~~~っ!!」
(シクった!めっちゃシクった
!最悪だ!何だコレ!?今なら
崖から海に飛び込める気持ちだ
!ヤバイ!まじでシクった~~
~~!!!)
今度はオレの番。オレが壱花から顔をそらすために体を180度回転させた。
やばい!
顔が熱すぎて死にそうだ!!
「・・・えと、もしかして・・あたしの勘違い・・だった?」
「・・・・・」
「えと、じゃあ・・・えと・・えっと・・・」
「・・・・・」
どうやら・・・後悔の嵐に苛まれるオレの後ろにいる壱花は
“えっと”の続きが見つからないらしい。もしかして・・・すっげぇ~困ってる?
「えっえっと~~~」
バッ!!
「!!」
まだ言葉に詰まってる壱花の方へバッと体を180度回転させれば真っ赤な顔でびっくりしてる壱花と対面した。
「おい!!」
「はっはい!!」
もうこうなったら開き直ったモン勝ちだ!
どうせ困るなら――――!!
「そうだ!直視できねえぐらいお前の顔がかわいかったんだよ!だから突き飛ばしたんだよ!悪かったな!!!!」
とことん!!めちゃくちゃ困りやがれ――――!!!!
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