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店員は続ける。
「つまり、化学鋼成系一~二階位の咒弾で、主に練成される金属の質量や密度、硬度に重きを置いたツァマト社ものですね」
まぁ、たまに五階位辺りも買っていかれますけどねと店員は付け加えた。
化学系統で、鋼成系が得意というのはほぼ間違いないね。
「そうか。ならば、咒式の腕はそう卓越しているというほどでもなさそうだね。
技師が法珠に咒力を込めるにも、相応の咒式技術が必要となるはずだけど」
「まぁ、そうなのですが。彼の明晰さは異常ですよ。
この辺りの研究者ではその技量のほども解らないという話です」
そんなに凄いのか?
そうは見えなかったけれど。
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