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「ミネの意地悪」
「語弊が有りますが、そう認識して頂いても何ら構いませんよ、姫様」
私は続ける。少々嫌味も交ぜながら。
「別に買うなとは言ってないよ。但し、自己負担でねって話。
先程の私の投資の方が幾分か有用だったと思うのだけどね」
スティアの瞳に諦観の色彩が滲み、その目で恨めしそうに見詰めてくる。
諦めるか食い下がるかどちらかにしろ。
「ああ、そういえば」
咒式具を渋々諦めたらしいスティアを横目に、私は再度店員に話しかける。
「第七階位の咒弾をここで扱っていると聞いたのだけど」
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