∽それぞれの朝∽

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???「はぁ…はぁ……」 静かな森に、荒い息遣いが響く… 森の少し開けた所には、ドラゴンの死体が散らばる… そして、無傷の一人の少年と無数のドラゴン…そして悪魔が一人立っていた… 少年の後ろには、2人の少年が倒れている… シャオン「はぁ…はぁ……くそっ!!」 悪魔が微笑みながら言う 悪魔「さぁ…あなたの、仲間は倒れましたよ。」 シャオン「なんでだよっ!!なんで俺には、攻撃しないんだっ!?」 シャオンは悪魔を睨みながら問う… 悪魔「そんなに睨まないでください。」 悪魔は、悲しそうにシャオンに言うと微笑み、答えた 悪魔「それは……あなたが…うっ!!?」 悪魔の胸に剣がささり悪魔は、シャオンの後ろを睨む シャオン「えっ!?」 ヴァリス「…お前は………にげ…ろ……」 シャオンが後ろを向くと、ヴァリスとライが膝を震わせながら立っていた… ライは、今にも倒れそうだかヴァリスの言葉に同意するように笑みを、浮かべる シャオンは、泣きそうになりながら拒否しようと声を荒らげる シャオン「い…いやだっ!!俺はっ」 ザクッ……… シャオンの言葉を遮るように、肉を裂く音がする…… 「うっ…あっ…………」 ドン…バタッ… ヴァリスとライが膝をつき倒れる… 2人の背中には、3つの裂き傷があり2人の後ろには両の爪をを血に染めたドラゴンが立っていた………
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