∽部隊長室にて∽

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  レインの身体から炎が溢れ出す… 切れた音の正体は、レインの血管だったようだ… ライとシャオンの顔が、青ざめる… だが、ヴァリスは一人ぶつぶつと、つぶやいている… レイン「…古より生まれし業火よ……我より放ち……全てを無に帰せ………」 レインは、一旦言葉を止めライを睨む… レイン「……バーニング・フレアッ!!」 足元から炎が噴きでて部屋を包み込む… ライは、条件反射で顔を庇う しかし、暑くはなっているが堪えられる暑さ… しかしレインが、放った魔法は火の古代魔法…しかも詠唱破棄ではなく、詠唱をしていたので一瞬で塵になってもいいはず…。 (詠唱破棄とは、そのとうり詠唱を破棄し魔法を使うこと。しかし詠唱破棄するには、その魔法の構図が完璧にわかっていないと出来ない。魔力も詠唱ありで使う時よりも多く消費する。また威力も下がる。) ライが、顔から手を離し周りを見渡すと部屋が白い空気に包まれていた…  
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