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?「りほちゃん…!」
「丸ちゃん…?」
丸「大変や!早よ来て!」
丸ちゃんはうちの腕を引いて走り出した。
訳も分からないままついていくと丸ちゃんが止まった。
清(清掃員)「あー、よかった。困っちゃってねえー。これ、楽器やと思うんやけど…」
清掃員の人が見せたのはボロボロに傷ついたうちのベースだった。
「…あ………」
自然と涙が落ちる。
―
『りほ…!』
楓「!」
ボロボロになったベースをもったまま教室に戻った。
『おい、なんやねんこれ…』
「ぐす、う…っ」
『ちょお、来いやっ…』
ぐ、と腕を引かれて屋上にきた。
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