42人が本棚に入れています
本棚に追加
/164ページ
最悪だ…
せっかく大好きな席なのに…
このチャラ男のせいで台なし…
「……ぃ」
「…授業早く終わらないかな…」
「おいってば!!」
隣で雅人が声をかけてきた。
「なに…?てか授業中なんだから授業してよ」
「うっせぇ。お前だって授業してねぇじゃん」
「あたしは空を観察してるからいいのー」
鼻で笑ってやった。
「チビ女…」
「…は?君がデカイだけでしょ?チャラ男くん」
「チャラ…男だと!?俺のどこが…」
「全部。」
あたしは言い切ると勝ち誇った顔をして、空に目線を戻す。
雅人がブツブツ言ってるが気にしないことにしよう。
最初のコメントを投稿しよう!