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「は、離してよ!!暴力はんたーい!!」
「…俺の怖さを教えてやる…」
雅人の大きな手はあたしの胸に触れた。
ちょ、ちょっと待てチャラ男!!!!!
ボスッ!!!!!
「ぐぁあっ!!!!」
雅人の大切な所を反射的に蹴ってしまった。
男の股間は蹴られると相当痛いらしい…。
寝転がって苦しむ雅人を見てよく分かる。
「…あっ…ご、ごめんね♪」
「……てめぇ…」
可愛く謝ってみたけど、許してくれそうにない。
「じゃ、じゃぁあたし教室に戻ってまーす(笑)」
「…ま、待てっ…まだ終わってねぇぞぉ…」
まだ立ち上がれない雅人は涙目になっている。
あたしはそそくさと屋上を出た。
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