転校生

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「この小物入れ可愛い~♪」 あたしと美紀は毎週行く商店街で買い物をしていた。 「あ!!あの服とか李央に合いそう!!」 「いいねぇ!!派手すぎないし可愛い♪」 「黒ばっか着ないでたまにはピンク系着てみなよ~」 「ぇえー?やだよー」 楽しい二人の買い物は続き、いつの間にか夕方になってしまった。 「げっ!!そろそろ帰らなきゃ!!」 「えっ…鯛焼きは…?」 「あはははゴメン!!鯛焼きはまた今度ね李央☆」 「ぇえー!!!!」 美紀は明るく言うと一目散に走って帰った。 一人残されたあたし。 グー… お腹空いた…(笑) しょうがない。あたしも帰って夕飯作るかぁー だるそうに歩き始める。 その時だった。
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