出会い

5/10
前へ
/164ページ
次へ
「…い、いてぇ…」 金髪の男はお尻を痛そうにおさえている。 「…大丈夫?ごめんねあたしよそ見しててさ。」 あたしは悪気なさそうに言うと立ち上がって男に手を伸ばした。 「よそ見してんじゃねぇよ!!」 男はあたしの手をとって立ち上がると、舌打ちをしていた。 「うわっ…キレないでよ……めんどいな…」 「ぁあ?喧嘩売ってんのか!!??」 「売ってないってば。」 睨みをきかせてあたしを見る。
/164ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加