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理一の掛け声で出発しようとした時に根山の携帯が鳴り響いた
猿「テンメェ!!シラケんぞ!!」
根山「悪ぃ悪ぃ!つか‥‥‥あれ、知らねぇ番号だな‥‥」
根山は不安な顔をしながら通話を始めた
通話が終わりに近づくうちに、根山の不安はワクワクへ変わっていくのが見てわかった
理一「誰?なんやったん?」
根山「最高~。草薬中の本気がきたぜ!」
大吾「は?またあの茶髪?」
根山「違ぇよ。あんなやつらまったく草薬の不良でもねぇ。ついにトップグループが動いたんだよ!」
はぁん‥‥
なるほどね
遂にあいつらも動いたんかぁ
大吾「ようするにどうゆうことだよ」
まだ理解できていない大吾が言った
根山「だから、草薬中のトップグループの5人が電話してきたんだよ。そいつらぁ四人は〈西春組〉の下端頭で一人は大幹部。“鬼剃りの倉林”だよ」
猿「うへ~‥‥倉林かよ」
理一「なに猿。倉林と闘うとか嬉しくねぇ?珍しくビビってんの?」
猿「ビビるか馬鹿野郎。むしろ楽しみすぎんぜ。倉林ら倒せば草薬中は退せるだろ?いい話じゃねぇか」
根山「そん通りだよ!今から草薬中来いとよ!喜んで行こうぜ!」
「おっしゃー!!」
四人は俺と竜也を忘れて勝手に盛り上がっていた
俺「ぶっちゃけダルくね?」
竜也「ダルいダルい」
俺「まぁ喧嘩はやつらに任せようぜ」
竜也「当たり前ぇだよ」
俺らは草薬中まで向かった
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