‐掴め頂上‐

10/12
前へ
/52ページ
次へ
理一の掛け声で出発しようとした時に根山の携帯が鳴り響いた 猿「テンメェ!!シラケんぞ!!」 根山「悪ぃ悪ぃ!つか‥‥‥あれ、知らねぇ番号だな‥‥」 根山は不安な顔をしながら通話を始めた 通話が終わりに近づくうちに、根山の不安はワクワクへ変わっていくのが見てわかった 理一「誰?なんやったん?」 根山「最高~。草薬中の本気がきたぜ!」 大吾「は?またあの茶髪?」 根山「違ぇよ。あんなやつらまったく草薬の不良でもねぇ。ついにトップグループが動いたんだよ!」 はぁん‥‥ なるほどね 遂にあいつらも動いたんかぁ 大吾「ようするにどうゆうことだよ」 まだ理解できていない大吾が言った 根山「だから、草薬中のトップグループの5人が電話してきたんだよ。そいつらぁ四人は〈西春組〉の下端頭で一人は大幹部。“鬼剃りの倉林”だよ」 猿「うへ~‥‥倉林かよ」 理一「なに猿。倉林と闘うとか嬉しくねぇ?珍しくビビってんの?」 猿「ビビるか馬鹿野郎。むしろ楽しみすぎんぜ。倉林ら倒せば草薬中は退せるだろ?いい話じゃねぇか」 根山「そん通りだよ!今から草薬中来いとよ!喜んで行こうぜ!」 「おっしゃー!!」 四人は俺と竜也を忘れて勝手に盛り上がっていた 俺「ぶっちゃけダルくね?」 竜也「ダルいダルい」 俺「まぁ喧嘩はやつらに任せようぜ」 竜也「当たり前ぇだよ」 俺らは草薬中まで向かった
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4528人が本棚に入れています
本棚に追加