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俺らはその後しばらく体を休めた
というより痛さでそこから動けなかっただけなんだけど
煙草でもふかしながら根山が生き返るのを待っていた
大吾と竜也も笑いながら話にはいっていた
俺らが話に盛り上がっていると葉瀬たちが帰っていくのが見えた
俺「葉瀬!お前らもう帰んのか?」
葉瀬「おぉ」
葉瀬に元気が感じられなかった
俯きながら俺と目をあわせようとしない
俺「金髪に負けたことなんて気にすんなよ。しっかり俺が仇うってやったかんよー」
葉瀬「別に気にしてねーよ。お疲れ」
そう言ってやつらはどしゃ降りの雨の中傘もささずに帰っていった
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