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竜也の部屋の木製のドア
のぶは鉄製で触れるとほんのり冷たかった
ガチャ………
扉を開けて広がる部屋は見慣れた光景だ
およそ六畳の部屋にテレビとテーブルとベッド
他にも生活用品が色々と揃っていて、生活するには十分すぎる空間だ
竜也「おー、淳平くん!」
竜也のやつ、もう酔ってやがる
竜也と2人女の子はテーブルを囲むように座っていた
女の子にも「こんばんはー」と軽く挨拶をされ、俺は竜也の正面に座った
竜也「こいつが淳平!まーさすがに知ってるか。んで――――」
竜也は女の子に俺の紹介をしていく
それが終わると俺に女の子を紹介をしてくれた
髪が金色でショートなのが千恵
黒髪でロングの盛り盛りなのが美和子
千恵はあまり化粧をしてなくて、普通の中学生かなって思った
ただ美和子はメイクがっつしの、いわゆるギャルっつーやつだった
竜也「まー飲もうよ!」
そう言って竜也に缶ビールを手渡された
長い長い夜の始まりだ
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