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獲物となった俺を待つ男たちのなかに
義樹と元気の姿を見つけたのだ
一瞬俺を見て驚きの表情を見せたが、そのすぐ後には口もとが緩んでいるのが窺えた
義樹「トモキ、お前本当にいいもん持ってきたな?」
トモキ「だろ?前々から探してるって聞いてたからよ」
楽しそうに俺を見つめる義樹がいる一方、不安そうな表情を見せる元気もいた
俺「はっ!…おもしろいって?お前こそ本っ当におもしろいやつだな。なに考えてんだか知らねーけどよ。こっちもテメーらを潰してやろうって考えてたんだよ!あの日からなー!!」
俺は裏切られたこととなった“あの日”から絶対ぇにこいつらを俺の手で潰してやろうと考えていた
それがむしろ相手から向かってきてくれるたーね?
万歳だぜ
義樹「お前懐かしい顔してるよ。本当に」
俺「あ?テメーとはダチでもねーぞ!!」
義樹「昔は凄かったよなー淳平も。隆太、鷹、健二、琢磨、まー俺らも含めてトップに立ってきてたしよ。それが今は?理一のチビと雑魚共と戯れて………笑わしてくれるな」
笑わしてくれる?
誰が雑魚だよ
猿か?竜也か根山か大吾か?
っざけんじゃねーぞ
テメーとの3万倍もの信頼関係築いてきてんだよ!!
ボカン!!!!
俺は全ての力を拳に滲ませて義樹をぶっ飛ばした
俺「それ以上言ったら本気で潰すよ?」
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