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男だ……
女だ……
哲平のクラスには二人の男のこと女のこが入ってきた…
哲平はドキッとした本当の意味にこのときはきずいていなかった…
「じゃあお二人さん、自己紹介お願いね。」
「今日からこの学校でおせわになる、中條ひろきですよろしく」
パチパチと拍手…
「えっと、私も今日からお世話になる、槞田智美ですよろしくお願いします。」
一際大きな拍手…
「中條君と槞田さんだね。みんなも仲良くするように。あと、二人とも東京からきたので、くれぐれも言葉の発音をからかわないこと。それと汚い関西弁はおしえないこと。わかりましか?」
「は~い」
「よろしい。じゃあ、えーっと、中條君は佐々木君のとなりで、槞田さんは前田君の隣にすわってちょうだい。」
………
「どうしたの?もぅ席についていわーよ?」
「先生…僕たち、名前を……」
「あっそうね。ごめんなさい。中條君はあそこのヘラヘラした子の隣で槞田さんは、あそこの可愛い子のとなりよ」
哲平は先生の佐々木にたいしてのあらわしかたがおもしろかったのでおもわず、クスっと笑ってしまった…
それをみた佐々木から、消しゴムをあてられたのは、ゆうまでもない…
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