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stage1 wild road
「起きて…」
ん?まだ朝じゃないだろ。
「ねぇ、起きてっば…」
いやだ。
「起きろって言ってんでしょ!」
ガン!! 頭に衝撃が伝わってくる。
「いってぇな!なにすんだ。」あれ?俺生きてる…
「やっと起きた。」目の前には、見知らぬ日に焼け少女がいた。
ズキッ、訳もわからず動転していると左脇腹が痛んだ…そうだ、思い出した、俺は昨日撃たれたんだった。幸いにも傷は手当てがされて塞がっていた。
「此処はどこだ?」
今、俺が居る所は、明らかに昨日居た場所でわなかった。
「ヒーラの森よ。」
聞いたことがない、それに森と言うよりゲームに出てくる密林や、樹海の方がしっくりくる。
「あー、此処は、第何地区なんですか?」コロニーにこんな所があったなんて、
「はぁ、なにそれ。」
顔は、結構可愛いのに無性に腹が立つ…
「あんた本当にコロニーの人間かよ。」「そっかぁ、キミ空から来た人でしょ!どうりで色が白い訳だ。」
空から来たひと?どう言う訳だ?
「此処はキミの言うコロニーじゃないよ。」
なに?
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