第1戦大分オートポリス~増本包囲網発動~

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参戦車両30台が並び、セフティーカーが先頭に立つ。 セフティーカーが動くと、30台が一斉に動く。 そして、セフティーカーがコースアウトして、レースが始まった。 「さぁ、レース開始です。華麗なスタートダッシュを成功したのは、中村のレクサスIS-Fです。その後ろに増本のRX-7と田村のフェアレディZ、深のスープラ、矢島のカルディナ、三沢のR35GT-Rと来ています。」 最初から中村は増本のRX-7を突き放す勢いで勝負に出る。 しばらくすると、黒いR35GT-Rが追い抜く…。 そう、池上のR35GT-Rである。 「小僧め…。しょぼいレクサスIS-Fでちゃらけるな。まだまだお子様だな。」 中村のIS-Fと池上のR35GT-Rとの接戦を真横に長谷川のランエボが追い抜く。 同時に土屋のエスプリNSXが後ろから迫ってくる。 「わりぃなぁ…。俺のエボが初戦を飾らせてもらうぜ!」 長谷川は後ろに迫るエスプリNSXを振り払い、先頭に立つ。 白熱する耐久戦の中、誰しもが不安になる事が…。 そう、増本のRX-7が上位に上がってこないのである。 増本のRX-7は後方、17位で速水のチェイサーと小競り合いをしている。
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