第1戦大分オートポリス~増本包囲網発動~

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その時、派手な動きを見せなかった増本のRX-7が矢島のカルディナを強引に追い抜く。 そして、増本のRX-7がピットに入る。 「給油を早めに頼む。タイヤもだ。」 増本は柴崎と大村とピットスタッフに急がせる。 「いいぜ、アレをやるんだな。一発かましてやったれ!」 柴崎が増本に何かを頼み込む。 「了解!俺様の300キロを奏でるシンフオニーの始まりだな。」 増本はクラッチをつなげて、アクセルを踏む。 増本のRX-7の後輪から白煙がモクモクと立ち上がる。 そう、バーンナウトさせてピットをあとにしたのだ。 「ここから巻き返しだ。」 増本はカーブをドリフトで通過する。 上位がピットインの間に、 中村のレクサスIS-Fと森川のレクサスSC430が1位と2位を争っている。 しかし、後ろから4位の宮田のGTOが中村のIS-Fに迫ってくる。 その後ろに長谷川のランエボ8と河村のNSX、 安藤のS2000と
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