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大阪は高槻…。チューニングショップ「R-ZONE」がある。
そこで長谷川と池上がコーラを飲みながら話し合ってる。
「俺のエボが2位かぁ…。」長谷川は雑誌を読みながら池上に話す。
「俺は8位か…。人気より実力だな。」池上はタバコをくわえながら、愛車のGT-Rを眺める。
そこに白いGT-Rがやってくる。
「坊ちゃん、俺は7位にランクインだぜ。」
三沢が長谷川たちの前にやってくる。
「けっ、危ないスカイラインのタクシーで稼ぐやつが1億狙うのかよ。」
池上は三沢に茶々を入れる。
「いつものようにメンテナンス頼むね。んで、俺の商売道具のスカイラインはもって帰るよ。」
三沢は急ぎ足でスカイラインのタクシーに乗り込む。
やかましいエキゾースト音に長谷川は呆れる。
「懲りないな。あのジジィ。あんなタクシー、二度と乗りたくないぜ。」
長谷川は三沢のタクシーの愚痴をこぼす。
「知ってるのか?」
池上は長谷川に聞く。
「いちど、タクシーに乗ったことあるし、ジジィのGT-Rと大阪環状線で競り合った事もあるな。」
長谷川はタバコをくわえながら雑誌を読んでいた…。
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