新しい家族?

3/5
前へ
/58ページ
次へ
    込山や栗原と学食を食べおえ、午後の授業も終わり、一人で帰っていると、雛森がいた。   蓮「雛森??」   綾「あっ!蓮さん」   蓮「家こっちなの?」   綾「そうです、良かったら一緒に帰りませんか?今日引っ越したんですけど、家の場所分からなくて」   蓮「べっ別に良いよ、家どこら辺なの?」(びっくりした、一緒に帰ることになるとは思わなかった)   綾「えっとここです!」   そう言って雛森が見せた紙には住所が書いてあった。   蓮「青崎市…1-14-9ってあれ?俺ん家の近くじゃん??」   綾「そ~なんですか?それじゃ案内して下さい」   蓮「良いよ、それじゃ行こっか」   そうして雛森と2人で喋りながら帰った。   蓮「そーいえばどうして転校してきたの?」   綾「私、転校する前にはアメリカにいたんです。そして日本にいるある人に会うべく、父に日本に行きたいと言ったのです。そしたらすんなり了承を得て日本に来ることができました。しかし、家は一人暮らしじゃ危ないので、知り合いに頼んで安心できる家を探してもらったらしくて、自分でもどこか分からないのです。」   蓮「そうだったんだ、ところで会いたい人って『ありました!!の家です!』   蓮「えっ!?だってここ……俺の家だよ?」   綾「え"ぇぇぇー!?」   蓮「ちょっと待って、家の中見て来る」  
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加