募集チラシ

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時間がたち、後は俺と前にいる人が面接を受けるだけになった   「次の方どうぞ」   前の人が中に入って行く   数分後、前の人が半泣きになりながら出てきた   あの分だと駄目だったみたいだな   「お前も落ちろ・・・」   にゃろう・・・耳打ちしていきやがった・・・   「次の方どうぞ」   呼ばれた・・・仕方ない、行くか   「はい」   俺は部屋の中に入ると人形みたいな少女とダンディーな人が居た   「こちらが鈴音凛様です。私は執事長の倉持です」   「はじめまして、江宮空吾と言います。」   「早速ですが履歴書を見せて下さい」   「はい。」   倉持さんに履歴書を渡そうとした時に凛と目が合った瞬間   「・・・採用」   凛が聞こえなさそうなくらい小さな声で呟いた
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