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「あぁ…もう昼か?」
「そうだよ
食うぞ!腹減った」
そう言って優哉はそこらへんのあいてる席に座った
俺も鞄の中から朝コンビニで買ったおにぎりを出した
さぁ、食うぞとゆう時に…
「隼人~」
と甘ったるい声が俺を呼んだ
「…真由美」
「あっ!今からご飯食べるの~?
あたしも一緒でいい~?」
長い髪をくるくるに巻いて
短いスカートをちらつかせる
何回重ねて塗ってるのか
分厚い睫毛に黒く囲んだ目
「お前らどっか食べに行けよ
中庭とか屋上とか」
「は?何急に―「本当に?優哉くんいいの~?」
「別に
俺はいいよ
カレカノなんだし2人で食べたいだろ?」
「や~ん
ありがとう!優哉くん!大好き!」
「…はは」
「あ 隼人ムッとしてる?
一番好きなのは隼人だから~」
なんて言いながらひっついてくる
俺は優哉を見ると
ニヤッとした顔
この野郎…やられた
「じゃ行こっか~」
俺は真由美に言われるがまま
ずるずると連れていかれた
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