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「な・なんだコレは!?」
翔は必死にもがくが砂はどんどん巻きついてくる。
「ヒャハハハハ!!どうだ?オレの能力!サンドウェバーの力は!」
サンドウェバー!?能力!?ワケが分からない!!
「ヒャハハハハ!!じゃあなぁ!死ねよ!!」
男はそう言ってマン・ゴーシュを振りかぶった。
[殺られる!?]
翔は自分の体が斬られることを予測し目をつぶった。
ガキィン!!
しかし待っていた音は金属と金属がぶつかる音だった。
[あれ…?]
翔は恐る恐る目を開ける。
「な・なんだテメェは!?」
男は叫ぶ。翔が見たのは黄金の盾を構えて男の剣を受けている少女だった。
「…ライトブラスト。」
目の前の少女は小さく呟くと盾の宝石から光がレーザーのように出てきた。
「ガッ!!?」
レーザーが男の肩を貫く。
「ぐぅ…お前も武器の使い手か!?好都合だ。サンドウェバー!!」
男はまた剣から砂をだしその砂が少女に襲いかかる。だが…
「なっ!?」
砂は盾から出る光で全て塵に変えられた。
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