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「そういや君名前は?」
昨日は殺されかけた事で頭が一杯で名前を聞く余裕も無かった。
「…その内分かる。」
しかし少女は名前を言わずにそう返した。その内分かる?どういうことだろう…?
「…学校あるから行く。」
少女はそう言うと玄関に置いてあるカバンを持って外に出て行った。
「…なんか不思議な子だな。ヤベッ!?オレも遅れる!!」
オレは時計を見て慌てて家を出て行こうとすると
[待て!!オレも連れていけ!!]
昨日からずっと転がっていた草に怒鳴られた。つか忘れてたよ…
こうして草を背中に背負ってオレは家を出た。
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