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ドガガガガ!!
尖った岩が翔に集中する。
「ヒャハハハ!!オレの勝ちだぁ!ヒャハ…ハ…えっ?」
真田の笑い声が止まった。その視線の先には…
「ば・バカな!!あの量を食らわしたんだぞ!?」
その視線の先には翔が無傷で立っていた。
右手に草を持ち、カリスに背を向けて…
「貴様一体何をした!?」
真田が再び岩を放つ。しかし
「…無限厄無(むげんやくむ)」
「そんな…」
翔がそう呟き刀を前に出すと岩は音も無く消えた。
「…許さない。」
「ヒッ!?」
その時の翔の顔は憤怒の表情になっていた。
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