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思えばね、運命ってやつですよ。
遡る事、幼稚園時代。
たまたま誘われた友達の家に、そのゲーム機はありました。
ハードの名前は忘れたけれど、小生が初めてプレイしたテレビゲーム………。
『エレベーター・ファイト』
今でもはっきり覚えてます。
横スクロールのアクションで、光線銃もった白い主人公が下へ下へと降りて行くんです。
で、最後に部屋にあるオッパイみたいなオブジェをぶっ壊したらクリアー♪
……そしたら、何故かまた最初から始まるんですよね、エンディングも無しで。
幼稚園の小生は、テレビの中のキャラが自分の意思で動かせる……それだけで「惚れました♪」の言葉が小さい脳みそ駆け巡りました。
ああ、きっとあの時……友達が小生を誘っていなければ、今の小生はシャクパー有り得なかっただろう……。
良いのか悪いのか、それは別にしておいて。
ほら、普通ね。
子供が遊ぶったら、あの頃は鬼ごっこに草野球、探検やら自転車で競争やら。
そんな健康的なもんが主流だったんですよ?
そんな中、出ちまいましたファミコンが!!
ま、当時、幼稚園だった小生の家にはそんなハイテクなもん無かった訳で。
しかし、当時同じ団地の一回に住んでいた仲良しお兄さんが、幼稚園から帰ってきた小生をそのまま部屋に引っ張り込むんです。
ほぼ、誘拐に近い形で(汗)。
けど、小生、ナスガママ。
だって、そのお兄さんの家には……あったんですよファミコンが。
帰ってきて、親にただいま言う前に、友達の家でスタートボタン押すのが先って、もはやこの時点でおかしい。
しかも、夜8時に寝るお子様が、帰宅したのは夜7時♪
何回、母上に往復ビンタを喰らった事やらのぅ……(鬱)。
しかしめげない無敵な小生子供時代。
ゲーム熱は更に加速の一途を辿って行く訳でありやすが……。
今、「まだ酷くなんのかよ」ってニュアンスの心の叫びが聞こえましたが、ええ、ぶっちゃけ酷くなりますとも♪
正直、カミングアウトしていいか少し迷ってましたが……。
小生を構成する人生の一部、よかったら次章もお付き合い下さい♪
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