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「ヤッベ~また遅刻かよ。おい急げ祐介。早くいかねーとまたセンコーと繭にどなられちまう」
「待てよ。もう間に合わんって。ゆっくり行こや」
祐介が言う。
祐介とわ涼の1番の親友であり幼なじみでもある友達だ。
「何言ってんだよ。ほら早く急げ」
「はぁ。まってくれよ。涼わ繭ちゃんには弱いよな」
からかうように祐介は涼に言った。
「うっせーよ。先いくぞ」
先に走っていく涼。
「待ってくれぇ」
祐介も涼を追いかけるように学校へ向かった。
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