二人だけの詩

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二人だけの詩

少し冷たい風の音 秋がはじまるよ。と言ってる コスモスが咲けば 二人 笑顔になって 喜びを感じるんだろう わたしが描くもの フツウだけどトクベツ 永遠は よくわからなくて 今この瞬間が大切すぎるよ 落ち葉を踏み歩く貴方の 大きい背中を見ていた 二つの手は入らないポケット だから 繋いでいよう この季節 変な気持ち 悲しいことなんてないのにね わたしにも よくわからないのよ ただ傍にいて下さい そうすれば 消えてゆく 虹に変えてみせるよ 肌寒いけれど 温かさが伝わってくる ドキドキ 聞こえてる? 見上げれば 貴方 二人 笑顔になって 喜びを感じ合っている 少し冷たい風の音 秋はすぐ去るよ。と言ってる
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