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ば い ば い
あの時 嫌だって
言えば変えられたはずなのに
また 後悔という雨が
心の中に水溜まりをつくる
痛みを和らげる為に
ひたすら胸を撫でていた
あの時 好きって
言えば変えられたはずなのに
もう一度だけと願うの
心の中に 切なさが広がる
不安が勝つから 辛いよ
ばいばいと胸で繰り返す
風は 吹きやまなくて
雪は とても儚くて
帰り道 伝う涙が冷たい
目の前には新しい道が続いてる
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