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「いってぇ(笑)
彩…引っ張り過ぎだから(笑)」
「だって……」
私は頬を膨らませた
「お多福みてぇ(笑)」
「ひどっ!」
「可愛いよ……(笑)」
勇介は私の膨らんだ頬を突っついた
「何……?」
「ん…?」
「欲しい物…なに?
無理な物もあるからね!(笑)」
「大丈夫…(笑)
彩にしか…貰えない物だから……」
勇介は私を優しく抱き締めながら
耳元で囁いた
「…ふたり目…欲しい……」
「勇介………」
「浩介のきょうだい…作ってやろうよ……」
私は勇介を見て微笑む
「お安いごよう……(笑)」
私達はどちらからともなく口づける
そして勇介の優しい手が
私の胸元に伸びる
「ん………」
唇を離し勇介は囁いた
「…愛してる……」
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