顔の見えない君へ

『ｱｷ』

そんな中で初めて友達になったのがアキだった。

アキは私とタメで18歳の時に子どもができて結婚して旦那さんと息子と３人で暮らしてるらしい。

でもいつも日記の内容はネガティブ。

『私がいなければ何か変わるかも』
とか
『今いなくなったらどうなるだろう』
とか

…あんまり深く聞いたらまずい気がして今はただのメル友。
だけど今日の日記はまずい気がした。

『身体中が痛い
もう消えてしまいたい』

えっ？アキどうしたんだろう…

私は悩んだ末にメールしてみることにした。

『日記見たよ。何があったの？』

するとまるで待っていたかのようにメールが返って来た。